家計管理

【STEP0】「家計管理」って何?

くにはる

「家計管理」って改めて言われると何?家計簿をつけるってこと?

という方のために「家計管理」とは何かを解説します。

いやいや、そんなことはわかっているので具体的な方法を教えてよという方は読み飛ばしていただいてOKです!

家計管理とは、
家族のやりたいことや想定外の事態に備えて、
家族のお金をやりくりすること

ん?と思った方はそれで大丈夫です。かみ砕いて説明しますね。

家計管理とは、その言葉の通り、「家計」を「管理」することなのですが…

「家計」とは何でしょうか?

家計とは、家族に入ってくるお金(収入)と出ていくお金(支出)、家庭に貯まるお金(財産)のことです。

例えば、サラリーマンの方でしたら、会社からのお給料(収入)と日々の生活費(支出)、貯金(財産)のことですね。

「管理」とは何でしょうか?

一般的には、ある基準から外れないように全体を取り仕切ることと言われています。

家庭内で言えば、管理とは、家族の実現したいことができ、想定外の事態にも対処できるようにやりくりすることと言えます。

例えば、子供が行きたい学校に通わせたり(家族の実現したいこと)、事故にあった時に入院してしばらく休んだりするためにお金を準備しておくことがこれにあたります。

つまり、「家族のやりたいことや想定外の事態に備えて、家族のお金をやりくりすること」なのです。

言い換えれば、家族がお金で困らないようにするということかもしれません。

お金のせいで、やりたいことができなかったり、つらい想いをするのは嫌ですよね。

「家族のやりたいことや想定外の事態」をイメージする

まずは、目的である「家族のやりたいことや想定外の事態」をイメージすることから始めましょう。

家族のやりたいことであれば、

  • 子育て・子供に不自由な想いをさせたくない、教育にお金をかけてあげたい
  • 自分の家を持ちたい
  • 趣味にもっとお金を使いたい(車、旅行、食事)
  • 夢を実現したい(世界一周旅行)
  • 老後に楽しく暮らせるようにお金を貯めておきたい
  • 将来、実現したいことができた時にすぐ使えるようにしたい

が主なところでしょうか。人によって、かかる費用が異なりますが、どれかには当てはまるのではないでしょうか?

また、想定外の事態では、

  • 事故にあって入院するかもしれない
  • 病気が見つかって治療費がかかるかもしれない
  • 事故や病気で一時的に働けなくなるかもしれない

といったことがあるかもしれません。保険で賄っているかもしれませんが、それは払い続けられそうでしょうか?

まずはざっくりでいいのでこれらにかかる費用をイメージしておきましょう。

ただし、やりたいことは途中で変わることもありますし、無理をしてまでしたくないというものもあると思うので、現段階で全てを洗い出す必要はありません。

収支・財産を「見える化」して、問題を改善する

では、次に「家族のお金をやりくりする」方法をみていきましょう。

主な手順は以下の2点です。

  1. 家族の収支・財産を「見える化(目に見える形にする)」する
  2. 定期的に振り返り、問題を改善する

家族の収支・財産を「見える化(目に見える形にする)」する

なぜ、最初に「見える化」をするのか?…ですが、当たり前ですが、見えないものは「管理」できません。

あなたは過去に健康診断を受けたことはありますよね?あれは将来、より健康で生きるために、その時の健康状態を「見える化」するものです。

体と同様に、家計も管理するためには、定期的に健康診断をして「見える化」が必要なのです。

ただし、残念ながら、家計の健康診断は誰もしてくれないので、自分でするしかないのです。

定期的に振り返り、問題を改善する

「見える化」をした後は、定期的に振り返りをして問題を改善していきます。

こう聞くと、何か難しそうですよね。でも、安心してください。

ほとんどの場合は「見える化」することで自然と問題がわかりますし、その支出から対処方法も見えます。

例えば、使っていない定額サービスが判明したり、ちりつもで自分が想定以上に支出をしていること、もしかしたら、パートナーが使い込んでいたりなどです。

「見える化」していないことが一番の問題ということがほとんどです。

そのため、まずは「見える化」することに注力しましょう!

家計の「見える化」にはメリットがいっぱい!

この家計の「見える化」作業ですが、家計を管理するためにするのですが、実はこれをすると色々なメリットがあるのです。例えば、

  1. 無駄がわかり節約でき、お金が増える。(例:不要なサブスクの解約、保険に入る時に、本当に必要な生活費がわかり、保険料を必要最小限に抑えられる)
  2. 自分の生活費の目安がわかることで、今後どのくらいのお金があれば生活できるかが明確にわかる。そのため、漠然とした不安が無くなる(減る)。安心して生活できる。
  3. (人によっては)貯めすぎているお金を有効活用し、生活がより充実する。(投資で増やしたり、趣味により多くのお金を使える)
  4. 「より多くお金を使っていること(≒自分が重要・大事だと思っていること=価値観)」が見つかり、毎日を充実させやすくなる。

といったことです。

うちは子供のために妻が会社を辞めて専業主婦になり収入が激減したのですが、この家計の「見える化」のおかげで目安がわかり、お金のことで無駄に悩むことが無くなったと言っています。あなたは何かを買うときに「とりあえず少しでも安い方を…」と思って本当に欲しいものを諦めたりしていませんか?

手間暇かけない家計簿で家計を「見える化」する

では、どうやって「見える化」するのかですが…そうです。家計簿です!

うわっやっぱりそれ?と思うかもしれませんが、家庭の収入と支出を記録する帳簿である家計簿をつけます。

ただ、これも安心してください。STEP1以降でお話しますが、今はほとんど時間をかけずに簡単につけることができるようになっているんです。

一度、挑戦したことがある人であればわかると思いますが、大体の人は家計簿の項目通りにつけて挫折していきます。

このブログでは、どのように付けたら目的を達成しつつ楽に付けられるかも一つ一つ丁寧に説明します。

安心して次のSTEPへ進んでください!

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